Students Correspondent

「minneハンドメイド大賞2016」授賞式

3月14日表参道のスパイラルホールにて「minneハンドメイド大賞2016」授賞式が行われました。


minneとは、PCスマホから手軽にハンドメイド作品の展示や売買ができるGMOペパボ株式会社が運営する国内最大のハンドメイドマーケットです。2016年2月には、スマホアプリが累計500万ダウンロードを突破しました。2016年3月時点では、作家数は20万人、年齢と利用者層は、20代から40代の主婦・OLが中心です。


受賞が決まった作品は次のとおり


話題賞(Twitter投票)

「色々でてくる絵の具ブローチ12色セット」Handmade by「まほめ」

「屋台 nano 金魚」Handmade by「HAYATO」

「new ネコ耳しっぽリング」Handmade by「ネコ耳しっぽ」


話題賞受賞者

GMOペパボ株式会社 minne事業部 ディレクター 角田亜也子氏(プレゼンター)

特別賞


「はれときどきくもり」Handmade by「kittsumobile 橘田耕治」

「ジャポニズム」Handmade by「snow-shoe」

「小窓でつながる木製おままごとキッチン&お店屋さん(珊瑚色)」Handmade by「KaP」

「BENTO-Pierce(弁当ピアス)」Handmade by「すまいる⋆工房」

「UMA(BLUE)」Handmade by「HOLY CRAP!」

「Re。キャリーリング ベッド」Handmade by「omohena」


特別賞

GMOペパボ株式会社 minne事業部 作家活動アドバイザー 和田真歩氏(プレゼンター)

優秀賞


銅賞

「レースデコティアラ~金平糖の国~」Handmade by「Nanohana Kobo」

銀賞

「フラミンゴのペアグラス」Handmade by「glasslife」

金賞

「Cookies」Handmade by「LINDA TOKYO」


優秀賞

GMOペパボ株式会社 取締役 福岡支社長 minne事業部部長 永椎広典氏(プレゼンター)

ゲスト審査特別賞は、独自の視点で選び5名の方が表彰されました。


児島幹規賞

「ハンドメイドは手間がかかることをどれだけ楽しめるか。インソールやアウトソールにも色を使っている」とコメントした。

「オールパッチワーク革靴」Handmade by「ガロチャ」

鈴木正晴賞

「自分でものを作ることができないため、ものづくりの力になりたい。10年前にサラリーマンを辞め今の仕事に就いている。こだわりとして、1日の生活がちょっとでも楽しくなるようなかわいいものを探している」とコメントした。

「電子箱庭『のらぴか』」Handmade by「ロボット工房 のらとりえ」

馬場匡平賞

馬場氏は、焼き物を作っていて、小さいものをリアルにできる人がいるなんてと感動と喜びがあり、ものに反映されているということで選んだと語った。

HAYATOさんは話題賞とのダブル受賞です。

「屋台 nano 金魚」Handmade by「HAYATO」

遠山正道賞

「手作りものでファンシーなものを避けてしまうが、ファンシーなしぐさもなくセンスがありライオンが次にトラになったりゾウになったりしても作家さんの世界観があるんだという関心やなんでこんな顔になっちゃうんだろうなと作家さんの世界観に関心しながら」語った。

「Lion 【Tomorrow is another day】」Handmade by「Petit Labo」

篠原ともえ賞


「世代に残るもの」として、3世代4世代5世代にまで作ったものがお子さんお孫さんに残せたり、作品は繊細でもろいものというイメージがあるが作るとどんどん強くなるものがいいなと思った。


家族の樹はパッチワークで作られており、自身もパッチワークをしたことを語った。家族の樹は、お嫁にいかれる娘さんのために作った作品で私も欲しいと話し会場は賑わった。


この作品から喜びを形に残すメッセージが聞こえたと話した。さらに、娘さんに手渡しして、お孫さん曾孫さん曾々孫さんとこの作品が物語を作るんだろうなという未来が見えた作品と話した。


これからも手作りを続けて、世代に残すものを作ってほしいなという願いを込めて、家族の樹を選んだと選考理由について語った。


この作品は、1年ぐらいかかり、結婚する娘さんのために作った作品だ。


娘さんは、嫁ぐと決まりはじめて親元を離れるというときに心細い部分があったけど母が毎日学校から帰るとずっと手作業で作っている姿を見ていたので、嫁いだ時に新居に持って行って、リビングの中央にかけて、毎日母が見守っているような安心感があったと話した。


「mola 刺繍 家族の樹」Handmade by「MOLA yasuyo」

篠原氏は、「手作りは、作って楽しい渡す人が喜んでくれるのがminneの手作りの良さだと思う」とコメントした。


当日の篠原氏は、自身がデザインした春をイメージしたワンピースで登場し、今朝イラストを描いたと話していた。

2万点の中から選ばれた


大賞

「Panty Minaj《L》feet...JAPANESE」Handmade by「440」


GMOペパボ株式会社 代表取締役社長 佐藤健太郎氏は、皮のラッピングの質の高さをはじめ、細部の仕上げや素材選びのこだわりや作品をよりきれいに仕上げるために独自の制作方法を編み出すなどアイデアだけでなく技術の高さ、極めようとする姿勢を評価したと語った。

GMOペパボ株式会社 代表取締役社長 佐藤健太郎氏は、総括で二つの想いを語った。


1. 物を作る、創作をする喜びを継続してモチベーションを高め続け、創作し続けられるような環境を用意する

2. 大量生産大量消費という中でそれ以外の価値観を新しく作り多くの人に根付かせる


今後の展開

4月28日から東京ビッグサイトにて「minneのハンドメイドマーケット」を開催します。「食品」をはじめとする新しいカテゴリの追加や神戸に関西初となる「minneのアトリエ」を開設する予定。


GMOペパボでは日本全国でハンドメイドの良さを広げる活動をしたいということから、ハンドメイド作家を支援する働きとして、作家支援スペース「minneのアトリエ」にて、「初心者向け勉強会」や「はじめての確定申告講座」を定期的に開催している。また、作家やもの作りをされている人、生産をされている人をさらに発掘する取り組みを拡大していきたい。

授賞式終了後は、レセプションパーティーも開催された。GMOペパボ株式会社 minne事業部 エバンジェリスト 阿部雅幸氏が乾杯の始まりを告げた。

受賞作品が展示されており、一部を除いて作品を手に取って見ることができ、たくさんの人がご覧になっていました。受賞者が作品の解説をしている所もあり、みな興味津々でした。


作品を間近で見ると、縫い目の細かさや肌ざわり、色使いや正確さなどが分かります。作品一つ一つと向き合うと、クオリティの高さや作品に込められた想い・熱意が伝わってきます。

作家同士でコミュニケーションをとり、ものづくりへの想いなどを話していた。受賞作品を見ながらのレセプションパーティーは終始笑顔の絶えない和やかな雰囲気で包まれていた。


(文責:細井、写真:人物、細井。食事、しのはら)


「楽園のアクアリウム2016 FLOWERS」

3月5日から、八景島シーパラダイスで「楽園のアクアリウム2016 FLOWERS」が開催されています。

公開収録でのオープニングセレモニーでは、スペシャル応援サポーターを務める「シノ×バニ」(テレ朝動画、毎週金曜日配信)から、篠原ともえ&バニラビーンズが登場し会場を賑わせました。

イベントをイメージしたと語る、篠原の華やかな衣装は会場を和やかな雰囲気に包んでいました。

「THE OASIS~SAKURA~」

プロジェクションマッピングと巨大水槽(群れと輝きの水槽)で泳ぐ魚がコラボしたともあり会場には沢山の人でにぎあっていました。

CGで表現されたシロイルカや5万尾のイワシの大群が音と光で幻想的な世界観を創り上げています。

「SPRING AQUA FLOWERS」

灰色アザラシやアラスカラッコが生息する展示水槽前の壁一面には、冬の凍える世界から春の訪れへと変わる様子をプロジェクションマッピングで放映しています。

氷で覆われた世界に羽ばたく蝶
立体感のある映像を実感できるプロジェクションマッピングは迫力があります。
満開の桜に春の訪れを感じます。

新しい出会いと変化の時期に、みなさまも「水族館のお花畑」にお出かけされてみるのはいかがですか。

 

花と光の水族館「楽園のアクアリウム2016 FLOWERS」

2016年3月5日(土)から5月8日(日)

会場:横浜・八景島シーパラダイス 水族館アクアミュージアム

 

(文責:学生特派員 細井  映像:学生特派員 岡本 )